本日12月16日、iOS11.1.1~11.1.2のSHSHが発行を終了しました。
今後、こバージョンへのダウングレードはできなくなります。
SHSHとは
SHSHとは、Apple社が発行している署名されたハッシュです。
「Signature Hash」略してSHSH(シュシュ)と呼ばれております。
iOSデバイスを更新、復元される際に使用されます。これがないと更新、復元ができなくなります。
また、SHSHはそのデバイスのみ利用可能なので、他のデバイスのSHSHを流用することはできません。
iPSWとは、iPhone、iPod,iPadのOSが入っているデータです。
basebandとは、iPhone,iPad(セルラーモデル)で携帯回線を利用するためのものです。
iPhone,iPad(セルラーモデル)は、iPSW,baseband用のSHSHがそれぞれ発行されております。
通常の更新、復元の過程は下記とおりです。
任意バージョンの更新、復元が要求(通常は最新のバージョン)
↓
iPSWを展開(iPSWの中にOSデータが入っているので取り出す。)
↓
任意バージョンのSHSHを確認(ここでSHSHが発行されていなかった場合エラーが出る)
↓
OSデータをiOSにコピー(この前にiOSデバイスにエラーがないかチェック)
↓
OSデータのコピー完了。
↓
【iPhone,iPad(セルラーモデル)のみ】Basebandチップのエラーが無いかチェック。(あった場合エラーが出る)
↓
【iPhone,iPad(セルラーモデル)のみ】ベースバンドの更新。
↓
iOSへ書き込みが成功した場合は完了。失敗した場合はエラーが表示。
SHSHの発行が終了するとどうなるの
発行が終了したバージョンへは更新、復元ができなくなります。
また、将来にダウングレードする手法が確立された場合のためにSHSHをバックアップする方もいます。(TSS saver)